日本最北端、あなたの知らない青森県の観光スポットと歴史や起源を大公開！>バイクや車が通れない国道！？その国道の秘密とは？

いきなりですが、少し、国道の話をさせていただきます。
国道の中には、地形的な理由から全通しておらず、
どこかで分断されている「分断国道」という国道が存在します。
しかも結構あります。
そんな道でも、分断区間を除けばバイク・車での通行は可能で、
「車道」としての役割を果たしています。

しかし、この世には、バイクや車が
絶対に通ることが出来ない国道が存在するのです。
しかも、それが青森県内にあるのです。
今回は、そんな国道について
紹介させていただきたいと思います。

国道の名前は、国道３３９号線。
場所は、青森県弘前市を起点として、
竜飛崎を経由し、青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩を
終点とする全長約１０５ｋｍです。
これだけでは分かりませんよね。

国道３３９号線の別名は、階段国道。
これを聞けば、多分ほとんどの方が
理解していただけるでしょう。
そうなんです。
この国道３３９号線は、階段が国道となっているのです。
階段国道の全長は３３８．２ｍで、階段数は３６２段です。
全国には「登山道」が国道という道は何本か存在するのですが、
「階段」そのものが国道に指定されているのは全国でこの
国道３３９号線だけだそうです。

因みに、この国道は階段国道のみ注目されていますが、
他の道も面白いです。

完全な歩道に国道の標識が建てられていたり、
集落内の細い道を通ったりします。
普通に民家の駐車場が突き当りの道で、
そこにも標識があります。

正直、突っ込みどころが満載です（笑）
歴史や自然造形物みたいな堅苦しい観光が苦手な方は、
是非こちらを見に来てみてはいかがでしょうか。